ツヴァイがIBJに売却…今後サービスや料金の変更はあるの？

結婚情報や婚活サービスを手掛けるIBJがツヴァイにTOB（公開買い付け）を実施。ツヴァイはIBJの完全子会社となりました。

2020年6月1日、ツヴァイは東京証券取引所市場 第二部上場廃止となりました。

2020年6月時点でのプラン、料金の変更については、こちらの記事で情報をまとめています。
→ツヴァイ評判は？口コミ･料金・会員情報から徹底検証！

ツヴァイがIBJに株式を売却

当社は、本日付でIBJより本売渡請求に係る通知を受領し、当社取締役会は、本日、本売渡請求を 承認する旨の決議をいたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。
また、本売渡請求の承認により、当社株式は株式会社東京証券取引所(以下「東京証券取引所」とい います。)の上場廃止基準に該当することになり、本日から 2020 年5月 31 日まで整理銘柄に指定され た後、同年6月1日をもって上場廃止となる予定です。上場廃止後は、当社株式を東京証券取引所市場 第二部において取引することはできなくなりますので、併せてお知らせいたします。
（引用：http://www.zwei.co.jp/ir/library/2020/0501.pdf）

ツヴァイの今後のサービス変更について

ツヴァイがIBJの子会社になることで、今後のサービスの変更はあるのでしょうか？

具体的な変更について公式サイトでの発表はまだありませんが、子会社化されることのメリットについて記載がありましたのでご紹介します。

IBJの「成婚主義」ノウハウを活用できる

IBJグループにおける婚活事業においては、 直営の結婚相談所において、会員に向けた専任カウンセラーによるサポート体制が確立され ているだけでなく、オンラインの婚活サイト事業においても、チャットを通じて専任のカウン セラー(婚活コンシェルジュ)への相談が可能なシステムが構築されており、当社が目指す 「成婚主義」の事業モデルの経営ノウハウが蓄積されていると考えております。

紹介可能人数が増えることで成婚率を上げることができる

IBJの運営する日本結婚相談所連盟においては、全国約 2,250 社のフランチャイズ相談所に加盟する 約 65,000 名の活動会員が登録されており、当社がIBJの完全子会社となり、日本結婚相談 所連盟が有するネットワークの共有を推進していくことで、当社の事業において紹介可能な 人数規模の拡大を図ることができ、成婚数の増加、成婚率の上昇を通じて売上高の拡大を見込 むことができる

ツヴァイの料金変更は？

気になる料金についてはどうでしょうか？

当 社がIBJの完全子会社となり、これらの「成婚主義」の事業モデルの経営ノウハウを最大限 活用し、会員に対するカウンセリングをはじめとした従業員教育や、サービスの内容・価格帯 の見直し等を実施することにより、現状の当社の経営リソースのみでは実現が難しい短期間 での「成婚主義」モデルへの事業転換を一層推し進めることが期待できると考えております。

具体的な内容はありませんが、今後の料金の見直しがあるようです。

ツヴァイの会員数は年々減少気味で、特に「マッチングアプリ」利用者の増加で顧客獲得に苦戦していたようです。

今後は、IBJが開発した「成婚メソッド」やお見合いシステムを導入するなどで運営体制を立て直しを図る予定です。

ツヴァイがIBJに売却でのデメリットは？

今までツヴァイは東京証券取引所市場 第二部上場企業でした。

IBJは、東京証券取引所市場第一部に株式を上場の企業ですので、信頼度としてはかえってますのではないでしょうか。

ただ、今までツヴァイは「100株以上を保有する株主に『活動サポート費50％割引優待券』3枚を贈呈」という株主優待を行なっていましたが、今後は株主優待がなくなります。

ツヴァイを子会社化するIBJは、株主優待では婚活パーティーの招待券などを送っているので、もしかしたら今後ツヴァイの優待制度も始まるかもしれません。

今後の情報については、分かり次第追記していきます。